運行管理ノウハウ


運行管理者の役割

自動車輸送の安全確保と交通事故の防止を図る

事業者に代わって運行管理業務を行なう

法令に定められた運行の安全確保・交通事故防止していく使命と責任が課せられています。

事業者と運転者のパイプ役

自動車輸送における「車」「道路」「人」に関連する規制を理解してハンドルを握る運転者の声に耳を傾け、積極的にコミュニケーションを図り必要な場合は事業者にそこ声を伝え常に安全で明るい職場環境を築いていく事も運行管理者の重要な役割です。

絶えず運行業務の改善を図る

PDCAサイクルを行ない常に改善を図る必要があります。

・P(プラン)   改善計画の策定(改善目的及び目標の設定)

・D(ドゥ)    改善計画の実施

・C(チェック)  実施結果の評価 ⇒ 会社への周知

・A(アクション) 現状分析による改善点の抽出

運行管理者の選任を必要とする事業所

一般貨物自動車運送事業の事業用自動車の運行を管理する営業所

事業用自動車の両数(被けん引車は除く) 運行管理者数
29両まで 1人
30両~59両 2人
60両~89両 3人
90両~119両 4人
120両~149両 5人
150両~179両 6人
180両~209両 7人
210両~239両 8人

※ 被けん引車輌とはトレーラー

運行管理者の最低限度=事業用車両数/30+1

例えば32両のトラックがあった場合

32/30=1余り(余りは数えなくてOK)=1

1+1=2  答え 2両